ロンセストンの時給制ベリーファームでの仕事

ストロベリーファーム

 
ロンセストンから車で20分ほどのところにあるファームで、ストロベリーやラズベリーを育てる仕事をしています。

まだファームで働いたことのない人は、どんな仕事をするのかどんなルーティーンなのか想像しづらいと思うので、わたしの最近の1日をまとめてみました。職場によって仕事の流れは違うと思いますが、参考程度に。最後に仕事情報も載せてあります!




ファーム生活の1日

5:30 起床・朝食

 

 
ちょうど5時頃に日が昇り始めるので目覚めやすく、朝が苦手なわたしでもパッと起きられます!
結構ギリギリで起きてくる人が多くてキッチンと洗面が混むので、みんなより少しだけ早起きしてゆっくり準備。化粧をしなくていいぶん時間があるのでわたしは朝食をきっちり食べて、ランチ用のサンドウィッチも朝ついでに作っています。
 
 

6:30 出勤

 
車をまだ買っていないので持っている人に乗せてもらって、数人で一緒に行きます。バッパーからファームまでは10〜15分。

車を持っている人同士で毎日交代で乗り合わせて行くのであれば問題ないですが、持っていない場合はガソリン代をシェアするのが一般的。うちのバッパーでは基本的にこの距離だと往復で2ドルが相場になっていて、わたしも毎日2ドル払って乗せてもらっています。往復で20kmくらいあるから妥当な金額かな。
 
 

7:00 仕事スタート

 
日焼け止めをバッチリ塗って、仕事スタート。ちなみにここでは蛍光ベストと使い捨ての手袋は支給されます。日焼け止めも置いてあるけど、オーストラリアの日焼け止めはベタついて伸びも悪いのでわたしは日本から持参したものを使っています。

朝は上着を着ないと少し寒いですが、10時くらいから暑くなってきます。タスマニアでこの暑さだから、クイーンズランドのほうのファームはもっと大変なんだろうな〜(^_^;)
 


 

日によってストロベリーかラズベリーか場所は変わるものの、やることは基本的にカッティングと雑草取り。文字通り雑草をひたすら取るのと、ストロベリーに生えてくる花や不要な葉っぱを切り取る作業です。

しゃがんでの作業になるから長時間やってると腰と膝が痛くなってくる(T_T)
でもこれは時給制の仕事。早かろうが遅かろうが給料は同じ。おしゃべりしながら誰かと一緒に作業できるし、適当に座ったりしながらできるのでそこはありがたいです。音楽聞きながら一人で黙々とやってもOK!
 
 

たまにピッキング。


 

2人1組で大きめのカートを運びながら両サイドから採り、容器がいっぱいになるまで実を入れていきます。

ピッキングはラズベリーはもちろんイチゴも立ったままできるので、雑草取りに比べてめちゃくちゃ楽。ラズベリーは見落としがないように奥まで手を入れて実を摂らないといけなくて、最初のほうは虫がいるのとトゲに刺さって痛いのが嫌でした。でも、慣れます!
 
 

個人的に大変なのがトイレ。
わたしはトイレが近くて、水分を摂ると1時間に1回ペースで行きたくなるのですが、このファームでは途中の15分休憩以外にトイレに行けなくて辛いです。行かせてもらえないのではなくて、ファームが広くてトイレまでが遠いんです。仮設トイレも何個かあるけどタイミングが合わないとなかなか行けず。。

男の子はその辺でこそっと用を足していて、この時ばかりは男に生まれたかったと本気で思いました。笑
 
 

11:30 ランチ休憩

 

 

その日の仕事の進み具合でスーパーバイザーから休憩の合図があります。30分しかないので急いで持参したお昼ごはんを食べ、トイレを済ませます。(重要)

わたしの職場には冷蔵庫、電子レンジ、簡易キッチン、飲料水があるので環境はいいほうだと思います。クッキーやチョコレート、コーヒーも自由にもらえて、疲れたときにさっと食べられるから嬉しい♪
 
 

14:30 仕事終了

 
必ず定時で終了。名簿に働いた時間とサインを記入して、帰宅!
たまに売り物にならないイチゴをもらえたりします。
 

 

バッパーに帰ったら、まずシャワーを浴びる人、夕飯の準備をする人、勉強や趣味に時間を費やす人、いろいろ。わたしはとりあえず昼寝します。笑

1〜2時間寝てもまだ17時くらいだし外も21時くらいまで明るいので、有意義な時間を過ごせます!とは言っても特にやることもないから、だいたい誰かと話してるか、映画・YouTubeを観てごろごろ( ̄▽ ̄)
たまーに体力に余裕があるときはジムに行ったりもします。
 
 

22:00 就寝

 

 

ファームの朝は早いので、みんな22時くらいには寝ます。夕飯も20時くらいには食べ終わって、部屋に戻る人が多い。消灯時間がみんな同じなので、気を使って電気をつけたり消したりすることもありません。

部屋によっては誰かのいびきがうるさくて眠れないって聞くけど、わたしの部屋はそれほど気になる人はいないので問題なし。むしろ自分のいびきが一番大きそうで申し訳ない。笑
 

バッパーというと欧米人が夜中までパーティー騒ぎしててうるさいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、ここは観光地でもないし働いている人ばかりなので夜まで起きている人はいません。夜中まで騒いでたのはニューイヤーくらい!
 
 

仕事情報

 
わたしはLINXというタスマニアにあるエージェントを利用してこの仕事をもらいました。

ここのファームはLinxと契約しているため、Linxを通さないと働けません。無料で利用できて何かしら仕事をもらえるので、登録して損はないかと思います。(Linxはタスマニア内にいくつかファームを扱っているので必ずしもこのファームの仕事がもらえるとは限りません
 

仕事内容
ストロベリー・ラズベリーのナーサリー
場所:ロンセストン付近
勤務:週5日(月〜金曜日)、7時間勤務
時給:22.13ドル(2017年1月時点)
 
1週間の給料は700ドル前後。

ほとんどの作物は外にあるため雨が降ったら仕事は休みになります。年末年始や祝日も休み。稼ぎたい人は物足りないかもしれませんが、歩合制の仕事よりは収入が安定している思います。
 

オーナーやスーパーバイザーは全員オージー。途中でワーホリのイギリス人もスーパーバイザーを任されていたので、英語が話せる人ならなれるかもしれません。ワーカーはヨーロッパ人とアジア人が多いです。
 





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1 個のコメント

  • タスマニアのファーム関係の記事、大変参考になりました。
    質問なのですが、僕はこれからカナダからオーストラリアに直接移動予定で、口座の開設などの事務手続きももタスマニアで行う予定です。いったん空港近くのホバートなど大きめの都市に一時的に滞在すべきでしょうか?
    それとももう農場近くのバックパッカーに滞在した方賢いでしょうか?
    エリさんのアドバイスをもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。

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