タイのバンコクから、インドのバラナシへ!
ずっと行きたかったけど、なかなか行く勇気が出なかった国、インド。ついに長年の夢が叶います!ドキドキ!
ラオス(ビエンチャン→バンビエン→ルアンパバーン)→タイ(チェンライ→チェンマイ)→ミャンマー(ヤンゴン→バガン→パアン)→タイ(バンコク)
今回はIndiGoというインドのLCCを利用しました。バンコクからバラナシまでの航空券は約1万円。
この記事の後半では、バラナシ空港から市内まで安く移動する方法を紹介します。
Contents
バラナシから入国した理由
北インドを旅する人はデリーまたはコルカタに到着し、そこから電車でバラナシへ移動するケースが多いと思いますが、わたしの場合は
- デリーとコルカタへは行かなくてもいい
- できれば寝台列車に乗りたくない
- 飛行機のほうがコスパがいい
という理由で、直接バラナシ行きの航空券を取りました。
バンコク→バラナシが1万円
バンコク→コルカタが6千円(当時)で
コルカタ行きのほうが安かったけど、結局そこからの移動でまたお金と時間がかかるのを考えると、コスパ悪いなと思ったんです。
飛行機なら1時間で行けて約5000円。
寝台列車の一番いいクラス(1A)は、飛行機とほぼ同じ料金です。
インドで列車に乗るのは旅の醍醐味のひとつですが、大幅に遅れる可能性もあるし、車両によってはエアコンがなかったり治安が悪かったりしてストレスになることがあります。
だったら数千円多く払って、早く、快適に移動するのもアリかと!

IndiGo乗車レビュー
さて、IndiGoに乗ってみてですが。
普通によかった!
CAさんたちはみんな愛想が良く、親切でした。しかも、めちゃくちゃ美人♡
LCCなので食事やブランケットのサービスは有料ですが、バンコクからバラナシまでのフライト時間は約3時間だったので全く問題なし。

座席シートもLCCにしてはそこまで圧迫感はなかったです。
乗客のほとんどがインド人でしたが、飛行機(特に国際線)に乗るのはお金に余裕がある人たちなので品があります。ぐいぐい順番を抜かしてくるようなことはありませんでした。
インドに入国するには出国チケットが必要なのか
バラナシ空港に到着する直前、機内から見えた景色。
この写真でわかってもらえるかな、、
空気の汚さ。
曇っているようですが、この日は快晴。この灰色の空は、空気汚染と霧によるものです。
着陸すると辺りはぼやっとしていて、ほこりっぽい。インドではこれでもマシなほうで、ニューデリーはもっとやばいんだとか!マスクを持ってこなかったことを心底後悔しました(;∀;)
そして、ドキドキの入国審査。
すぐに空港職員が入国カードを持ってきてくれて、書いたらあっちのe-VISAカウンターに行ってねと教えてくれました。飛行機の乗客はほとんどインド人だったので、外国人用のカウンターはガラガラ。
心配だったのは以下の2点。
- ビザに問題ないか
- 出国する航空券がなくても大丈夫か
実はタイ空港のチェックインカウンターで「インドを出国する航空券がないと、インド行きの飛行機に乗れない」と言われていました。
インド政府のホームページには「International trabellers SHOULD have return ticket or onward journey ticket」と記載があり、MUSTとは書かれていないから大丈夫だろうと思って、インドを出るチケットは予約しなかったのです。

どこかに電話で確認後
というやりとりがありました。
結局タイの出国審査は難なく通過しましたが、インド到着後に入国拒否されるかもしれないという不安でいっぱい。
結論から言いますと、
出国チケットなしでも入国できた!!
航空券あるかどうかの確認すらされませんでした。あっさり入国できすぎて、なんだか拍子抜け。笑
ちなみにe-VISAのコピーは必要なかったです。ビザの案内に書いてあったからわざわざ印刷したのに、「これじゃなくて届いたEメール見せて」と言われました。
その後、簡単なセキュリティチェックを受けたらすぐ到着ゲート。
空港内には、両替所、プリペイドタクシー窓口、ツーリストインフォメーション、綺麗なトイレ(無料)があります。バラナシ空港は本当に小さいので迷うことはまずありません!
バラナシ空港から市内までの移動方法
バラナシ空港から市内までの移動方法は3つ。
- プリペイドタクシー
- シェアタクシー
- エアポートシャトルバス
バラナシ空港の周辺にリキシャー(トゥクトゥク)はいません。タクシー運転手の圧がかかっているからです。
プリペイドタクシー
料金:700ルピー前後(約1,080円)/1台
所要時間:40分~1時間
支払方法:空港内のプリペイドタクシーカウンターにて
※料金は目的地によって違います。カウンターに料金表が貼ってあり、乗車前に確認できます。
・観光時間が限られている人
・快適に移動したい人
バラナシは入り組んだ細い道が多く、特にガンジス川付近は車が通れません。宿の場所によっては少し歩く必要があります。
また、夕方のラッシュ時はひどい渋滞のため、1時間半くらいかかることもあるそうです。
エアポートシャトルバス
料金:30ルピー(約46円)
所要時間:約40分
出発時間:10:30、13:30、16:30、18:30
乗り場:空港を出て左側
支払方法:バス車内にて現金払い
バスはバラナシジャンクション(Cantt)で降車。
そこからガンジス川方面へ行くにはリキシャー(トゥクトゥク)に乗る必要があります。リキシャーの相場は、距離によりますが最大でも100ルピー。
・荷物が少ない人
・時間に余裕のある人
日本人バックパッカーはやはり列車移動が多いのか、バラナシ空港から市内へ行くバスについての情報がほぼありません。
が、英語で調べると出てくる!
中でもこちらのYouTubeがとても参考になりました。(ほぼヒンディー語ですが、重要なポイントには英語字幕があります)

【引用】Bus from Varanasi Airport to City Centre
看板にはバスの時間と値段がはっきり書いてありますね。
ところが!
いざわたしがバラナシ空港の外に出ると、看板が隠れている!というか、隠されてる?!

車の中から撮ったのでわかりづらいですが…
遠目からだとかろうじて「City Bus Service」とだけ見えます。でもバスの時間は完全に隠れてる!
これをいいことに、タクシー運転手たちは声を揃えて
と言ってきます。
いやいや、13:30にバスあるって看板に書いてあるよね!隠れてるけど。と突っ込むと、ちょっと慌てながら
なんて言ってきます。笑
そんなやりとりをしていると、別のおじさんが1人200ルピーで宿泊先まで乗せてくれるシェアタクシーもあるよと言ってきました。
プリペイドタクシーだと700ルピーするので、お得感はあります。
バスよりは高いけど、今すぐ出発できるし、リキシャーに乗り換える必要がないので、シェアタクシーを利用することに決めました。
シェアタクシー
料金:200ルピー(約308円)/1人
所要時間:40分~1時間半
乗り方:空港の外にいるおじさんたちが勝手に案内してくれる
支払方法:ドライバーに現金払い
※値段交渉したらもう少し安くなる可能性あり
・できるだけ節約したい人
・バスがない時間帯に到着
わたしたちカップルは、インド人旅行者2人と相乗り。
最初は7人乗りの大きな車に案内されたのですが、10分ほど待った後、これ以上人数が集まらないからと5人乗りの車に乗り換えされられました。
この車エアコンついてないじゃん!と言うと
「ノープロブレム!!」(窓開ける)
・・・これからインドでこの言葉を何十回、何百回も聞くことになります。笑
インド人の言う「ノープロブレム」はだいたいプロブレムです!笑

鳴り止まないクラクション、逆走するバイク、車道を歩く牛、、
あぁインドに来たんだなと実感します。
先にインド人2人組が下車し、わたしは約50分で宿に到着。
2グループで同じ方面だったからスムーズに着いたけど、1人1人バラバラの目的地だったら結構時間かかりそう。
約束通り200ルピーお支払い。
チッププリ〜〜ズ!と言われたけど、小さいお金ないって言ったらあっさり去っていきました。どうせぼったくってくるんだろうなと警戒していただけに、引き際の良さにびっくり!
そもそもこの200ルピーはぼったくり価格だったのかな?!納得して乗ったからいいのだけど、、
もし5人以上でシェアだったらちょっと割高な気がする。

誰かこれより安く乗れたよって人いたら教えてください。
まとめ
バラナシ空港から市内への行き方は3つ。
個人的にバックパッカーにおすすめなのは
➋エアポートシャトルバス(30ルピー)+リキシャー(20~100ルピー)
➌プリペイドタクシー(700ルピー)
どれも所要時間に大きな差はないため、荷物が少なければバスで十分ですが、本数が少ないのと乗り換えが必要なのがデメリット。
シェアタクシーならすぐ出発できて宿まで乗せてくれるので、コスパがいいです!
旅のスタイルや予算に合わせて検討してみてくださいね。
バラナシ空港からUberを利用できるか確認していませんが、もし利用できるのであればプリペイドタクシーよりも安いので、ネットに接続できる人は試してみてください。